旬の食材や適切な保存方法をご紹介vol.4【小玉西瓜】

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こんにちは、松根です!
日中はだいぶ暖かくなりましたね。
暖かくなると食べたくなってくるのがスイカですよね。
まだ3月なので「もう西瓜!?」と思われるかもですが、
気温の上昇に伴い、スイカも少しづつ店頭に並び始めます!


●小玉スイカについて
そんなスイカですが最初は小玉スイカから店頭に並び始めます。
スイカ自体、平安時代にはもう食べられていたのではないかと言われるぐらい、
長いお付き合いの果物。
(西瓜が果物?野菜?はややこしいお話なのでここではスルーして、
八百屋的には「果物」として取り扱っているので果物として話しを続けます。
農林水産省の定義では「果物的野菜」と分類されております。)

その中でも小玉スイカは、
昭和30年代頃日本の家庭に冷蔵庫が普及し始めた際に
「冷蔵庫に入るサイズのスイカを!」
との事から品種改良を重ね生まれました。

冷蔵庫にと言うように、
スイカを食べる時に冷やす事はとっても重要なポイント。
詳しくは保存方法のところでご紹介しますね。

そんな中から生まれた小玉スイカも大玉スイカ同様、
今では沢山の品種が出て来ています。
甘みが強いもの、シャリ感を感じられるもの等、
タネが極端に小さい物など。
比較的に皮の白い部分が少ないのも小玉スイカの特徴ですよね。
美味しく食べられる部分が多い小玉スイカ、
是非色んな品種を食べ比べてみて下さいね。


●食べ頃etc.
果物を販売する時に店頭で良く「食べ頃」
についてのご質問を頂きます。

大きく分けて果物には収穫してから
少し時間を置いて食べ頃を迎える物(追熟するもの)

収穫した時が食べ頃の物(追熟しない)
があります。

スイカに関しては後者で、
店頭に並んでいる物は全て今が食べ頃となります。

さて、このスイカですがお店で購入した後は
やっぱり冷やして食べるのがおすすめ。
と言うのも、これまた果物には冷やして食べる事で
甘みを強く感じるものとそうでない物があります。
スイカに関しては前者となります。

スイカの中に含まれている糖分の種類により
冷やす事で常温で食べるよりもしっかり甘さを感じられます。
ですので冷蔵庫に入れて冷やすということが大切になるのですね。
ですが、冷やしすぎは禁物。
元々暖かい場所で生まれた子なので寒いのが苦手です。
1玉丸ごとの場合は長い間冷蔵庫に入れて冷やしておくと
体力を奪われ味が落ちてしまうので、
食べる3,4時間前に冷蔵庫に入れて冷やしましょう。

カット後は冷蔵庫に。
どちらにせよ、すでに食べ頃なので是非是非早めに食べて下さい!

これから気温が上がり、よりスイカが美味しく感じられる季節が到来します!
暑さに負けないように熱中症予防にも最適なスイカを沢山食べて乗り切りましょう!!