旬の食材や適切な保存方法をご紹介vol.1【新たまねぎ】

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旬八青果店の「旬」は時間の単位で10日間の事です。

これから旬のペースで、
これからお勧めの青果やその保存方法をご紹介していきます。

ご紹介させて頂くのは、
野菜・果物がかわいくて仕方がない松根(まつね)です。

第一弾は、「新たまねぎ」についてご紹介させて頂きます!


●新たまねぎとは?
この時期になると店頭を賑わし始める「新たまねぎ」ですが、
「どこからが新たまねぎでどこまでが普通のたまねぎ??」
と言ったご質問を頂く事があります。
そこで今日は、
新たまねぎと通年で出回る茶色皮の普通たまねぎの違いについてご紹介します。

私達が、一年を通して食べるたまねぎ、実は植物でいう葉の部分が大きくなったものなんです。
葉のお野菜と言われると長持ちしないのでは?と思いますよね?
そこで、長持ちするようにたまねぎの皮がしっかり厚みを出し、
中の部分を守れる様になってから収穫、
更に1ヶ月程乾燥させ貯蔵に耐えられる様にしたものがあの茶色皮の普通たまねぎなんです。

それに比べ、新たまねぎはまだ外の皮が薄い時期(普通たまねぎに比べ早い時期)
に収穫し乾燥させずそのまま出荷される為、水分が多く瑞々しいのです。
ですので生食でもじゅわっとした水分と甘みを感じますよね?
そう、「新たまねぎ」は鮮度の良い葉のお野菜なのです!
詳しくは鱗葉(りんよう)という葉っぱが肥大したものです


●保存について
そんな今が旬の「新たまねぎ」ですが、上で述べた様に鮮度が大切なお野菜。
たまねぎと聞くとあんまり保存を考えなくても長持ちする様な気がしちゃいますよね?
でも、まだ皮が薄く保存に耐えられる使用になっていないのが新たまねぎ。

そこでお勧めの保存方法が、
①1玉ずつラップでピッタリ包む(水分が逃げない様に!)
②冷蔵庫にて保管
です!

よくたまねぎは乾燥した風通しの良い場所で、
と言われますが、新玉ねぎは水分と鮮度が命!!
そのため、水分と鮮度を保ちつつ今だけのジューシーさを保ってあげましょう。
また、鮮度が大切なので上記の方法でも他のお野菜同様、
鮮度の良いうちに美味しく味うという事をお忘れなく!
ここからが旬で、一年でも今だけ味わえる「新たまねぎ」を沢山味わって下さい!!


ではまた次の旬でお会いしましょう!
旬をお楽しみください~