旬の食材や適切な保存方法をご紹介vol.5【山菜】

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こんにちは、松根です!
旬毎の更新が少し滞って失礼しました。

すっかり春の気候になって、日差しが気持ち良いですね。
さて、今回は春の代表格「山菜」についてのお話です。


この時期、店頭でよく見かけるようになる山菜。
活動が増える夏に向けてこの時期にしっかり食べる事で
眠っていた体の目を覚ましてあげたり、
冬場に溜った毒素を外に出してくれると言われています。

私も幼い頃、よく祖母にそう言われて食べていました。
幼い頃は、あの苦味やエグ味が何となく苦手でしたが
大人になるに連れて美味しいと感じるのも不思議ですよね。

「山菜」と一口に言っても色んな種類があります。
ですがその多くは種を蒔いて育てるお野菜とは少し異なり
自分自身にあった場所に根を下ろし、
夏の時期に光合成でしっかりと力を蓄えて冬の寒さをじっとと耐え、
春の日差しと暖かさを感じる事で芽を出します。
こうして一年をかけて芽吹くのが山菜です。


●天然(自生)とお野菜
山菜と呼ばれる多くは山などに自生している物をその時期に見つけて収穫する、
いわゆる天然と呼ばれる物と、
より安定的に食べられるように環境を整えながら栽培する事で
安定的に食べられるようにお野菜として出回る物があります。

現在私達が良く店頭で目にする多くはお野菜として栽培されたものが殆どです。
お野菜として栽培することで食べにくいと思われていたエグ味を少なくしたり、
栽培方法を調整することで食べられる部分を増やす軟白栽培
(例、ウドやうるい)などの技術も定着してきました。
お陰で、以前は野山に行かなければ中々食べる事の出来なかった
山菜が安定的に流通するようになり、
以前よりぐっと身近に食べられるようになりました。


●実は簡単な調理
下処理が大変と思われる山菜ですが、
意外にもこごみのようにサッと茹でるだけで美味しく食べられる物や
タラの芽(がくの部分は取り除いて)や蕗のとうのように
そのまま天ぷらにしたり炒めるだけで食べられる物も多くあります。
また、ウドも切って水に晒すだけで下処理が完了。
軟白栽培の物に関しては、
しっかり水に晒す事で生でも美味しく食べられる物もあります。
うるいは、そのまま生でお味噌などをつけながら食べられたりしますよね。

山菜は独特の味や香りがある分、
それだけでメインのお料理になったりシンプルな調理程山菜の良さ
を味わえたりするので是非チャレンジしてみて下さい!

そして、この時期に食べる事で体の中をデトックスしつつ
夏に向けての元気な体を呼び覚ましましょう!!


ちなみにですが、この時期旬八オンラインでは
今では中々手に入れる事が難しくなった天然の山菜も販売中
(クリックで旬八オンラインへ)
天然ならではの1年間の力をためて芽吹いた驚きの味と香りの山菜も
是非是非ご賞味ください。