旬の食材や適切な保存方法をご紹介vol.3【春キャベツ】

キャプチョン画像。内容が続きます

こんにちは、松根です。
今回は甘くて美味しい「春キャベツ」についてのお話です!


●春キャベツとは?
春と名前がつくものが増えるとなんだかうきうきしてしまう今日この頃。
私たちがいつも食べているキャベツですが、
実は大きく分けて3つのグループに分けられるってご存知でしたか?

①見た目や味、栽培の特徴から良く見る楕円形のギュッと巻いた形の寒玉系、
➁まるでボールの様にまん丸のボール系、
③そして今が旬の春系(サワー系)の3つに別れます。

そう、春に出来るキャベツは全て春キャベツ!
と言う訳でなくこの
③の春系の品種でこの時期に栽培される物を春キャベツと呼んでいます。


では、なぜこの「春キャベツ」が特に取り上げられるかですが、
キャベツは他のお野菜同様一年を通して
私たちの食卓に良く登場するお野菜の一つですよね。
需要も高い為、品種や産地をつなぐ事で
一年を通して食べられる様になって行きました。
その中で、この春の時期に栽培がしやすい品種(春系)の物が
ふんわりとした巻きで柔らかく、
生でも甘みを感じやすいので、
特別に「春キャベツ」として区別される様になりました。

現在では、品種改良や生産地の努力により寒玉系・春系問わず
一年を通して育つ物もありますが、
個人的にやっぱりこの時期に食べる柔らかな春キャベツは
本当に特別だなぁと思っています。


●おすすめの見極め方
さて、そんな春キャベツですが選び方にも春ならではの特徴があります。
通常キャベツは巻きがしっかりしていて、
重たい物をと良く聞きますが春キャベツに関しては逆なのです。
選ぶ時はふんわりとした巻きの比較的軽い物(レタスの選び方と同じですね!)
を選ぶと瑞々しく甘みの強い物にお会い出来る可能性が高くなります。
ぜひ、選ぶときの参考にしてみて下さいね。


●おすすめの保存方法
ふわふわの春キャベツですが、こちらの保存はいつものキャベツと同様です。

①芯の部分を取り除き、代わりに濡れたキッチンペーパーをセット。
もしくは芯に爪楊枝などを刺しておく(1玉丸ごと保存の場合)
②新聞紙やラップなどで包み野菜室へ。


●芽キャベツの保存(おまけ)
また、合わせて最近よく見る様になった芽キャベツについても簡単に。
こちらも袋などに入れて野菜室で保存をしますが、
可愛いすぎて沢山買いすぎてしまった場合、冷凍での保管も可能なのです。
少し固めに茹でて(熱湯で3〜5分目安)茹で上がったら一気に水や氷冷やし
(これやると色が綺麗に保てます)水気を取ってから冷凍。
使う時は冷凍のままスープや煮込みに入れて。
茹でずにそのままの冷凍も可能ですが、
少し茹でた方が比較的綺麗な状態を保ちやすいので茹でてからがおすすめです。


この時期の特別な柔らかく春ならではの甘みを感じる春キャベツ。
春を感じつつ沢山味って下さいね!!